各科医師の方へ

律動法
半身症候鍼灸法
各科医師の方が律動法及び半身症候鍼灸法を学ぶ長所をご説明します。
各専門領域の診断を外れた、律動法診断と治療法では様々な長所があります。
まず律動法、半身症候鍼灸法を学んでほしいのは、柔整師、鍼灸師等の治療家より、現代西洋医学医師です。
今まで受講された方々のうち、最も治療に熱心だったのはいずれも医師の方々でした。各種の治療家の方は、治療に熱心な人は数えるくらいです。 医師の中でも最も学んでほしい専門の科は、意外と眼科、耳鼻科です。整形外科領域においては、運動器疾患として、律動法、半身症候鍼灸法が直接臨床に役立つことは、想像が着くでしょう。
椎間板ヘルニアの診断ができても、その原因、なぜヘルニアが起きたのか分からず、対症療法の神経ブロックで根本的機能を低下させ、無用な手術で脊椎を壊します。 それに対して眼科、耳鼻科はいずれも脳神経系で、頭蓋骨、特に蝶形骨、側頭骨、後頭骨が直接関係する領域です。
眼科、耳鼻科の治療を通して、これらの頭蓋骨の調整ができるので、同時に全身にわたる障害を治すことができます。一度の斜視の治療で、喘息、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、膝関節靭帯損傷の最高度の治療ができるのです。
パーキンソン、脳梗塞、脳腫瘍あるいはすべての精神疾患に至るまで効果を上げることができるのです。
各科医師の方、関心があればいつでも臨床をお見せしますので、見学希望をお伝えください。また疑問点はご相談してください。

眼科、耳鼻科

眼科
眼球は眼窩に存在し、眼窩は上顎骨、前頭骨、篩骨、頬骨、口蓋骨、涙骨、蝶形骨で形成されています。
特に眼球は蝶形骨に包まれているのですから、すべての眼窩疾患に関与します。斜視は蝶形骨の捩れ、変位により生じます。
その他眼窩疾患のほとんどが、手術が決め手になりますが、これらも対症療法です。頭蓋骨と脳の診断ができる律動法、半身症候鍼灸法はすべての眼科疾患に著功を上げられるだけでなく、同時に内臓疾患、脳血管障害、全身骨格系の障害、あるいは精神疾患にも著功を上げることができます。
眼科疾患にかかわる脳障害、頭蓋骨調整ができるので、脳神経系のすべての疾患を根本から改善するだけでなく、脊髄神経系、自律神経系の中枢を治療することができるのです。眼科医師は耳鼻科医師と並び全身領域の疾患を治すことができることをぜひ、知って置いてほしいと思います。
面白いほど多くの疾患がその場で効果を上げられることを、見学されればお見せします。斜視、網膜変性症が手指による頭蓋骨の軽いタッチ調整で一瞬にして改善することができます。
耳鼻科
眼科領域の長所を上げましたが、それは耳鼻科でも同じです。
側頭骨が頭蓋底を構成し、骨全体と大脳を支えています、内耳、中耳の蝸牛神経、前庭神経と、側頭葉の領域、喉頭の迷走神経に関係する延髄の調整までできるので、種々脳神経系疾患、精神疾患にも関与する領域です。
精神疾患の存在時には必ず聴覚の異常、発声の異常を伴います。 ふらつき、難聴も確実に毎回回復します。突発性難聴の原因はすべて感染症です。
その感染病原体を同定することができます。耳鼻科診療は喉頭の支配神経、迷走神経が全身の内臓すべてを支配しているので、消化器疾患、婦人科疾患も確実に治すことができます。鼻中隔湾曲は篩骨と鋤骨の関節の変位ですから、手術で削らなくても治るのです。
副鼻腔炎も手術しなくても感染による慢性的炎症ですから、その炎症がなくなれば治ります。この検証も見学中にお見せすることができます。

整形外科

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、後縦靭帯骨化症、変形性股関節症、手術で後遺症を残すより外科手術をせずに治せます。手術しなければ完璧に治せます。
それは整形外科では治す保存療法が開発されてないだけです。なぜ、椎間板ヘルニアが起きているか、椎間板は本来脊髄を守るために存在するもので、脊髄を圧迫するものではありません。脊椎の脱臼を防止するための防御現象です。
原因が分かれば確実に律動法の脊椎調整で治せます。多くの腰痛が次々に治ります。種々運動器疾患を即、改善する様子をお見せしますので見学を申し出てください。 MRI等の画像が真のヘルニア箇所を表示してはいません。視覚上の異常部位と、機能上の原因部位はほとんど異なります。大きな脊髄の圧迫画像は補正現象で、微細な脊髄圧迫部位が原因であることが非常に多いのです。
手術して後遺症を残すより、手技治療で治してみませんか?手術より方法がないというのは、現時点での整形外科診断法での限られた見方に過ぎません。
整形外科以上の診断法を知れば、手術せずに根治するケースがほとんどです。椎間板ヘルニア、膝関節炎、足関節炎が頭蓋骨の一瞬の操作で治るのです。

脳神経科

脳腫瘍、脳梗塞、脳血栓、脳循環障害、ジストニア、パーキンソン、眼科疾患、耳鼻科疾患の脳神経系疾患等々、脳組織の器質的障害、機能性障害あらゆる人が、日々問題が存在します。
脳組織の機能は、脳全体の膨張、収縮、内転、外転、前転、後転、内旋、外旋の変異が大きくかかわっています。更に脳脊髄液(CSF)の循環に関与する脳硬膜、大脳鎌、小脳テントの動きの診断は欠かせません。
従来の脳神経系の診断では、多くの脳組織の障害を理解できません。未知の脳診断、脳硬膜診断、頭蓋骨の診断が必要です。なんらかの脳組織の機能障害にも頭蓋骨の大きさに左右差があります。
これは頭蓋内の脳圧の左右差から来ています。一度の治療、手指で軽く触れる一瞬の頭蓋骨操作で脳圧が正常化して、頭蓋骨の大きさが揃います。
当然、種々の脳組織の異常、脳機能の異常はこのように本来、一瞬に変化する頭蓋骨が、長期にわたり変化しない治療では、薬物で症状を鈍磨させるか、外科手術で削除するしかないのです。
診断方法を変更すれば多くの障害を治すことができます。

精神科

従来の精神科領域では、精神症状は心理的問題に向けてきました。対応する薬物治療での対症治療、あるいは個人的意識の問題としてカウンセリングが行われています。
従来の精神科医療で精神的障害を十分成果を上げられているでしょうか?律動法では、精神疾患をすべて脳組織の機能障害として、診断し、治療をします。
様々な精神疾患、心理的症状が脳内の透視から、脳組織の微妙な問題から生じていることが分かります。
左右の脳の循環障害、精神状態と下垂体の位置関係が重要です。
気持ちが落ちているという言葉は、実際に脳の下降状態を表し、更に下垂体の下降状態となり。脳下垂体ホルモンの分泌障害が生じています。下垂体の下降を上昇させると一瞬にして表情が明るく変化して、眼が輝きます。
投薬をせずにうつは容易に完治します。 

婦人科

婦人科臓器機能の支配神経は仙骨神経です。
ホルモン的には下垂体ホルモンの影響を受けます。
ですから、仙骨神経の障害として、仙骨椎間板、S1、S2、S3,S4下のヘルニアを操作すると一瞬に炎症、機能障害が改善されます。
うずらの卵、あるいは鶏卵大の筋腫が、仙骨椎間板変位の操作で一瞬にして、縮小、あるいは消失します。この変化は着衣上の触診で確認できるし、患者自身にも自覚できます。そしてその変化に呆然としています。
この検証は下垂体の調整によっても同様の変化が得られます。これらは律動法の治療前の診断段階で現象です。診断時点で確認の上でのその後の治療になります。
多くの婦人科疾患が効果を上げられなく、切除されその後の健康人生に負担をかけるより、多くの婦人科障害を改善することを試みてはいかがですか。

内科.消化器科、循環器科その他

内臓機能全体はすべて迷走神経、及び脊髄を下行する自律神経により支配されているのですから、脊椎内25枚の椎間板の影響を受けています。
呼吸器は上部胸椎、心臓なら中部胸椎、腎臓なら下部胸椎、上部腰椎、小腸、大腸は下部腰椎、いずれも椎間板変位(軽度のヘルニア)が各神経根から全内臓の障害、機能低下の原因を作っています。
各科で述べたように関係する椎間板変位を操作すると一瞬で機能が改善します。  心臓については機能的に心臓と肺は一体です。
左右肺動脈、肺静脈が原因で心臓機能が低下していることが数多くあります。それぞれ循環器か、呼吸器科と別での診断では正しい心臓の治療ができません。  手振りの回数による負荷テストで状態を正確に診断できます。
そして正常にすることができます。
各科での障害に欠かせない重大な原因は1.微細骨折2.感染症 があります。
微細骨折
現代西洋医学では骨折診断は、画像診断オンリーです。このように現代西洋医学の盲点は、現在採用されていない診断法に現れている異常だけが異常で、それ以外はすげて正常であるとします。手技による精細なモーション・パルペーションと筋肉反射テストで容易にしかも限りなく繊細な微細骨折とその治療が可能にはなります。
感染症
筋肉反射テストで各病原体プレパラートを活用して、あらゆる感染病原体を同定できます。それから各部位の炎症を悪性腫瘍の転移との診断に対して、悪性腫瘍か否か、そして各部位の腫瘍が転移か、単独のものかどうか診断することができます。

最後に

現代西洋医学の盲点であるこの2大原因の診断がこれからの医療には欠かせません。
各科の医師の方、現在の診断法に依拠する治療法では、言葉だけの医学の進歩であり、現実の医学の進歩、発展は診断法が大幅に変わらなくてはありません。
どしどし病院医療での医療の革新を期待しています。
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